吉 祥 寺 圏
井の頭自然文化園(御殿山1)

オモシロくて、タメになる公園といえばやはり井の頭自然文化園ですね。本園と分園をあわせて開園したのは昭和17年5月、第二次大戦太平洋戦争の最中でした。動物や植物の生きている姿を見てもらい、自然や科学への興味をもたせたい…。「井の頭自然文化園」は、このようにして誕生しました。

さて現在は、本園を入ると真ん中に大放飼場があります。全体に床を下げてあるため柵も低くなっており、動物に手でさわったり、ヒザに抱いたりできるモルモットの触れ合いコーナーは、人気の的です。いつも子供たちや若いカップルで賑わっています。カモシカ舎、ラクダ舎、タイ生まれのインドゾウ "はな子" が住んでいるゾウ舎など、外周に、沿って並んでいます。

右奥にあるのが熱帯鳥温室、ヤシ、バナナ、パパイヤが生い茂る間を赤や緑、鮮やかなブルーの羽の南国鳥たちが飛びかい、幻想的な気分になります。将来は森に住むリスを園内で放し飼いするという「リスの森構想」がすすめられています。前段階として昭和63年に、「リスの小道」ができました。扉をくぐると、人間がリスの国へ迷いこんだようになり、小道を歩く間リスの生態が観察できて、ワクワクする体験です。

園の南西にある、シャクナゲ園の奥には詩人・野口雨情の書斎を移築した童心居があり、23uの広さながら落ち着いたただずまいで、句会、歌会と市民に利用されています。彫刻家、故北村西望氏の作品を展示した彫刻園は、平成5年に新らしい様式になりました。アトリエ館と彫刻館A・B館の3棟の建物と、林の中に配置されたブロンズ像で構成されています。新らしい文化の拠点が誕生したわけです。

スポーツランドには、観覧車やティーカップ、新幹線などがあり、乗物券も、いまどき、1回50円や100円のうれしい値段で乗車できます。