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吉 祥 寺 圏
吉祥寺の四軒寺(吉祥寺本町)

吉祥寺の街は、4軒の寺の歩みとともに、歴史を重ねてきました。
4軒の寺というのは吉祥寺駅の北側より、安養寺 (真言宗)、光専寺 (浄土宗)、蓮乗寺 (日蓮宗)、 月窓寺 (曹洞宗)のことです。

吉祥寺通りの北、五日市街道をはさんで、今も1ケ所にかたまってあります。江戸の昔、この辺りの地名は四軒寺と呼ばれていました。
現在も女子大通りには、「四軒寺」のバス停留所があります。明歴4年(1658年)江戸の大火で、江戸水道橋にあった吉祥寺という寺が類焼し、門前町の人々は当地に移り、林野を拓き、吉祥寺村をここに誕生させたのです。この大火の後、幕府は区画整理にとりかかりました。今でいう都市計画のもとに、4軒の寺は1ケ所に集められ、寺同士、お互いに助け合い融通し、また協力しあっていたようです。

安養寺には、六地蔵像や、経文をしるした滑車の回転で経を唱えたと同じご利益のある念仏車があり、光専寺には80センチの立像で、タンスの上に安置されているタンス地蔵像が子育て祈願になり、 蓮乗寺には、日蓮上人の座像が厄除け日蓮としてあり、月窓寺には、観音堂に白衣観音があり、それぞれの村人は生活していく上で、なくてはならない心の拠り所となっているお寺でした。