1階の広々としたカウンターには3台のコンピュータがあり、南に面したガラス張りのスペースは読書専用のブラウジングコーナーです。2階はパステルカラーでまとめられた児童室、絵本や紙芝居を楽しむコーナーもあります。 1・2階とも書架はすべて木製で、地下は一般図書のほかに文庫、新書のコーナーもあります。 他にレファレンス(検索)コーナーには、参考図書や大型地図等があって使い易く、CD、テープの貸し出しをしています。 この吉祥寺・図書館が誕生するまでには、たくさんの難題がありました。昭和50年代の終り頃、辺りは通称「近鉄裏」と呼ばれた風俗営業地帯で、派手なネオンは深夜まで消えることはありませんでした。地元PTAや市民団体が立ち上がり、市はついに58年9月、環境浄化に関する条令を制定したのです。 地域を守ろうとする熱意と、図書館をつくろうという願いがひとつになって、繁華街のなかの図書館が建てられて実現し、前庭にどっかりと大地に根を張るケヤキとともに、市民から大変親しまれています。
(注)…吉祥寺図書館…昭和62年11月14日に開館。
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