武 蔵 境 圏
高橋家の大ケヤキ(境3-10-6)

公園通リから武蔵境通りにぶつかる角に「武蔵野二小入口」の標識があリます。そこからさらに東の方へ住宅街の中の細い路地を行くと、いきなリ目の前にケヤキの大木かそびえています。見上げる先は、空をおおうほどの枝々があり、たっぷリ繁った若葉があります。高橋家の門柱左脇にどんと植えられていて、推定樹齢は300年です。高さ30m、根元の周囲は5mという、立派なものてす。

かってこのケヤキが植えられたころ、武蔵野原野の開発もこれからという時代でした。村の戸数も150前後で、風をさえぎるものは何もなく、農作業のとき、カゴが飛ばないように、杭にむすんで仕事をしたそうです。防風林は生活のために、必要不可欠だったようです。

さて高橋家の大ケヤキは、旧本宿の大ケヤキにつぐ巨木ですが、空洞もなく生き生きとしています。西側にも同じ太さの巨木があって、門前に一対をなしていましたが、昭和16年南側の養蚕室が全焼したときに羅災、枯れてしまいました。昭和50年3月、市天然記念物に指定されています。

(注)高橋家には、大ケヤキの他に樹齢100年前後のケヤキ数本が屋敷境に並んでいます。市の緑化事業2000年までに市内の大木2000本を保存しようという、大木・シンボルツリー2000計画の大木に指定されています。