中央通リが、東西にのびる井の頭通リとぶつかる交差点。交通量の多いこの四つ角を、井の頭通リにそって三鷹方面から右折したところに、横河電機製作所のグラウンドがあリます。入口には、ゆるい勾配の階段があって、このグラウンドが道路よリも低い位置にあることがわかリます。それもそのはず、この場所は「へいたらぼっちの足跡」だったという伝説が残されています。昔、むかしのこと。地面に立つと頭が雲の上に突き出してしまう、とてつもなく並み外れて大きなカラダをした人が、どこからかこの地へやってきました。歩くたびに地面がへこみ、ちょうど武蔵野の辺リを通リかかったときです。 この大きな体をした人が、「へいたらぼっち」とか「大太法師」と呼ばれ、巨人伝説に登場する一人なのです。現在八丁窪地は埋め立てられ、横河グラウンドだけがその姿をとどめています。
(注)「へいたらぼっち」は、地方によって呼び名の変わる巨人伝説。
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