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中 央 圏
ふじの実保育園のフジ(緑町3-4-3)

中央通リから野球場を左折した右側の、通リから少しひっこんだ突き当りに、ふじの実保育園があリます。5月の初め、園内はもちろん、門の外まで、廿くかぐわしいフジの花の匂いにつつまれます。

フジ棚は門のすぐ右手にあり、樹齢200年になるとは、思えないくらいの逞しい勢いが溢れています。若い枝葉は棚の上へ盛リ上がリ、つるの先端はかたわらの木に巻きついています。和名を「ノダフジ」といい、右巻きに巻きつく性質があります。

胸高の幹囲は1.27m、根元の周囲1.48mです。普通、フジの古木の幹は数条に分岐しているものが多いのに、このフジは幹の根元から、すくっと一本伸びており、しかも太いのです。毎口登園してくる元気な子どもたちのハツラツとした若さの刺激を受けて、「負けませんよ」とばかリに頑張っているのかも知れません。昭和55年3月、市天然記念物に指定されました。

戦時中は田無市にあったものを、昭和24年に所有者の乎川家へ移植し、移植後2年目から期待どおリの花房が開花し、昭和26年第一回の「藤見の宴」が開催されました。以後保育園が完成するまで、近くの人々がこの宴に招かれたということです。

(注)毎年5月2日がフジまつりです。ピンク色のそろいのハンテンを着た園児たちが、手作りの神輿をかついで市役所までパレードします。
フジ棚の下で老人クラブのお年寄りたちと踊りやゲームを楽しみます。