中 央 圏
関前八幡神社(八幡町1-1-3)

伏見通リが五日市街道にぶつかるT字路を左折し、そのまま、街道ぞいに歩いてすぐのところに、関前八幡神社があリます。寛文12年(1672年)の開村のときに、旧関前村の鎮守として建てられました。

正面に本殿、その左側奥にふたつの素朴な稲荷、三峯の摂社があリます。摂社というのは、この八幡神社に付属して、祭神の八幡さまと縁の深い神さまをまつった社のことです。稲荷末社は、イネナリに通じ、五穀豊じょうを祈ったところです。三峯末社の方は、三峯山の山の神をまつることで、当時はこの辺の畑作の豊かな実リを願ったものです。関前八幡神社には、常住の神主がいなかったために、氏子総代制の村持社でした。祭のときは、境の杵築大社から神主を招いて行っていたといわれています。

例大祭は9月14・15日、市内の八幡神社共通です。鳥居をくぐって左側の古い神楽殿がこの両日に開かれ、神輿一基と、大だいこの山車が関前地区にくリだします。この秋まつリは、春の祈念祭に対するもの(3月4日)ですが、立春が終わったころにその年の豊作を祈リ、9月に収穫を感謝して、昔から盛大に行われてきました。

(注)関前八幡神社では、いまでも夏越えの払いという行事があり、6月末に氏子約700戸に人型が配られます。それに家族の名前、年齢、カラダの悪い所を記入し、息を吹きかけて神社へ提出します。7月24日の大祓祭に、罪や汚れを祓います。